C型肝炎

●感染力が弱いが、血液を介して感染。
●B型に良く似ているが、急性肝炎になっても症状が比較的軽い。
●自覚症状が少ない為、感染していることに気付かない人が多い。

C型肝炎は、肝炎を起こすウイルス(C型肝炎ウイルス HCV)の感染により、6ヵ月以上にわたって肝臓の炎症が続き、細胞が壊れて肝臓の働きが悪くなる病気です。
最大の特徴は慢性化しやすいことであり(80%ほど)、一度、慢性化してしまうと、長い期間をかけて少しずつ悪化し、最終的には肝硬変や肝がんへと進行する可能性が高いことで恐れられています。ただし現在はその進展を抑えるさまざまな手段があります。

●男女とも同じような症状が出ます
・全身倦怠感
・みぞおちあたりの不快感
・悪心
・嘔吐
・食欲不振
・体重減少
・手掌紅斑
・クモ状血管腫
・女性化乳房(男性の場合)

C型肝炎にかかると、ほとんどが慢性活動性肝炎にかかり、個人差はありますが、 何年何十年とかけて、肝硬変、肝ガンに進行していきます。一般に発症がゆるやかで症状も軽い為、感染に気付かない人もいます。肝がんの原因の約80%はC型慢性肝炎と注意が必要です。

性行為による感染率は低い

C型肝炎ウイルスは空気感染や経口感染はありませんが、血液を介して感染します。性行為による感染はまれですが、アナルセックスや生理中の性行為など、出血と粘膜の損傷をともなう性行為は感染の危険性は高いと考えられます。ピアスや入れ墨、覚せい剤などの回し打ち、あるいは不衛生な状態での鍼治療などで感染されているようです。

感染してしまったら・・・

発症まで約2週間〜3ヶ月後の検査になります。(8割近くが無症状)

自覚症状がある場合は、早期に医療機関へ行くことをお勧めします。パートナーと一緒に感染している場合もあるので、二人一緒に受診・治療をする必要があります

また、感染しているかもしれないという不安があるけれど、医療機関を受診する時間や受診に抵抗がある方は、自宅で検査することも可能です。その際もパートナーも一緒に検査することが望ましいです。

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医療機関を受診するにあたって

もしも感染してしまったら、早期発見・早期治療をすることが大切です。症状が軽いからと軽視して受診せず、病状を悪化させてしまい、さらには他の方に感染させることは避けなければいけません。パートナーと一緒に治療することが大切です。

男性、女性ともに内科(消化器内科)を受診してください。

治療方法

C型肝炎の治療は、その状態により方法や効果が違うので、専門医の判断により行われます。急性肝炎の場合は、安静、食事療法、抗炎症療法など、慢性肝炎の場合は、抗ウイルス剤の投与などがあります。

治療方法

予防しましょう!

体に触れたり、一緒に入浴しても感染することはありません。また、洗濯や食器洗いも一緒で大丈夫です。
血液を介して感染する病気のため以下のことを気をつけましょう。
・カミソリや歯ブラシを他人と共用しない。
・薬の打ちまわしなど注射器を共用しない。
・ピアスなど針を使う行為をお願いするときには、信頼の置けるところを選ぶ。

血液が粘膜と接触する事で感染するので、コンドームでの使用は有効です。

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