どんな病気なの?
B型肝炎ウイルス(HBV)という感染力の高いウイルスが感染することによって起こる肝炎を、「B型肝炎」といいます。急性肝炎として数ヵ月で治る場合もありますが、肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなり、慢性B型肝炎となると肝硬変や肝臓癌へ進行することもあるので十分な注意が必要です。
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男女とも同じような症状が出ます
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黄疸(白目の部分も黄色くなる)
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全身の倦怠感
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食欲不振
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吐き気及び嘔吐
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発熱
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黒褐色尿
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白色便
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右腋腹の圧痛
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関節痛
多くの人は感染しても、自覚症状がなく自然治癒するといわれますが、症状がみられるのは、急性B型肝炎の約20~30%といわれています。これは、悪化すると劇症化する事もあり肝細胞壊死による意識障害などが起こるとされ、注意が必要です。血液や体液、注射のまわし打ち、タトゥーなどからの感染が多いといわれています。また、慢性化したB型肝炎のほとんどは母子感染からといいます。
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世界的に多い感染病
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肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなる
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感染力が高いウイルス