どんな病気なの?
ヘルペスとは、ヘルペス単純ウイルスというウイルスに感染することによって起こる皮膚疾患です。 ヘルペスウイルスには1型と2型の2種類あり、主に下半身に症状が出る性器ヘルペスと、口唇や顔面など上半身に症状が出るものがあります。このウイルスの特徴は、最初の感染(初感染)後に免疫ができても、体力の低下や外傷などの機会があれば再発を繰り返します。
女性は症状がなく潜伏感染していたヘルペスウイルスが、全身あるいは局所の免疫抑制状態になったとき再活性化されて病変を形成します。免疫抑制状態は、抗がん剤、副腎皮質ホルモン剤などの投与、放射線照射、手術などによることがほとんどですが、心身の疲労などが原因になることもあります。再発は、心身の疲労や女性の場合月経が契機となります。再発の回数は様々です。
男性は発型の場合は、亀頭を除く陰茎部に多発し、一般には症状は軽く、限局性に発症します。
4日~2週間で治癒します。腰痛、下肢のしびれ感など再発の前駆症状が数日前より起こります。
また、殿部、まれには足底に再発型として発症する事もあります。
4日~2週間で治癒します。腰痛、下肢のしびれ感など再発の前駆症状が数日前より起こります。
また、殿部、まれには足底に再発型として発症する事もあります。
全ての性行為(セックス、アナルセックス、オーラルセックス)によって感染してしまうので、気づかないままパートナーへうつしてしまうことがあります。病変部との接触により感染します。
症状が出ていないときでも、感染することもあります。
症状が出ていないときでも、感染することもあります。
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女性の場合、子宮や膀胱までウイルスに侵されてしまう事がある
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潜伏感染すると抗ウイルス薬が効かず、再発を繰り返す
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口やノドにできたヘルペスは痛くて食事が出来ない状態になる