どんな病気なの?
疥癬はヒゼンダニという小さなダニが寄生して起こる病気です。ヒゼンダニは4対の脚をもち、円板状の透明に近い。体長は約0.4mmで、ヒトの皮膚のあらゆるところに寄生するが、手掌や指間のほか外陰部の角化層に穴を掘って棲息します。
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男女とも同じような症状が出ます
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ヒゼンダニ寄生後、1ヶ月間の潜伏期を経て発症
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かゆみが強く、夜、布団に入って体が温まると、眠っていられないほどかゆくなります
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ヒゼンダニが皮膚に卵を産み付けるため、外陰部、下腹部、わきの下、指間などに赤いボツボツや小さな水泡ができます
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女性では乳房下部にも好発します。
夜になると強くなる激しいかゆみが特徴です。このため、かき壊してしまうことが多く、細菌による二次感染も併発してきます。手首、手指の間には、疥癬トンネルと呼ばれる細くて灰白色で長さ数mmの線状の皮疹がみられます。感染力がとても強いので、注意が必要です。
容易にヒトからヒトに感染します。外陰部に棲息するものは性行為により簡単にパートナーに感染します。家族や集団生活によっても集団発生するが、老人病棟では衣類などからの感染に加えて看護人を介して病棟内全体の入院患者に伝染することもまれではない。寝具などを介して感染することもあります。
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激しいかゆみのある赤い発疹やしこりができる
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感染率が非常に高い
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高齢者とその介護者に多く、性行為による感染は10%前後